低体温の影響
平熱が35度台になると、一般的に低体温と呼んでいます。
体温が低くなる症状のため、冷え性と混同する人も多いようですが、実際には種類が異なります。
冷え性の場合は、季節に関わらずに手足が冷える傾向があります。
対して低体温では、体の中心温度が低くなりますが、必ずしも皮膚の体温までも低下するとは限りません。
それゆえ、どうしても自分で気づきにくい症状のため、定期的に体温を測るなどの対策が必要となります。
低体温が常習化すると、血流悪化、免疫力低下、内臓機能悪化、基礎代謝悪化などなど、体にさまざまな悪影響を及ぼし、将来の重大疾患の引き金ともなります。
現代でも完治が難しいとされるガンも、体温が低い人に多いというデータがあるため、若いからといって油断はできません。
日常的な病気では、細菌やウイルスに対する抵抗力が悪化するため、風邪にかかりやすくなります。
これは、低体温による免疫力の低下が、細菌やウイルスから体を守る力を弱くしているためです。
また、アレルギー疾患である、アレルギー性鼻炎(花粉症)や、アトピー性皮膚炎なども、体温が低い人に多い症状です。男性と比べて低体温が多い女性の場合では、生理痛、生理不順、不妊のリスクを高める要因となっています。
精神疾患の類では、自律神経のバランスが悪くなることで、甲状腺や副腎ホルモンなどが上手く分泌されなくなることが知られています。
また、日常生活におけるストレスも、体温の低い人のほうが受けやすくなります。